2008年03月09日

鷲の人、龍の人、桜の人〜米中日のビジネス行動原理 キャメル・ヤマモト

米中日のものの考え方や行動原理の違いを「許されないくらい単純化」し、わかり易く示して見せた比較論。それぞれの国民の基本OSの違い、と言ったら良いでしょうか、そういうものが理解できます。

【行動文法】

◆米国・・「基準」を決めて普及させる名人。民主主義もMBAもマクドナルドも世界に普及させ、いつのまにか米国流がグローバルスタンダード。「基準」が明確なので仕事の役割分担や転職も容易。機能的。

◆中国・・人間関係重視。個人とその仲間達で「圏子(チュエンツ)」を作り、融通しあう。国や会社を信じていない。規則より「関係」がモノをいう。「圏子」外の他人には一転して冷淡。

◆日本・・「場」が優先。空気を読んで個人の主張を抑え場の空気に合わせる。そのために「和」を大切にする。世界的にも進化しすぎた特異で精妙なバランス。うまく使えば個人の力に頼る米中を凌ぎ、裏目に出ると組織存亡の危機に思い切った手を打てず後手に回る。

【お金感】

◆米国・・勝てばリッチ。お金を持つ事を素直に肯定。

◆中国・・国も会社も信用できないので常にリスク分散を心がける。お金は大事。金(ゴールド)やダイヤならもっと良い。子供の教育・自分のキャリア・圏子作り・お金儲けに必死。

◆日本・・お金は人生の最終目的にならない。努力の結果としてのお金。

【組織】

◆米国・・分ける・モジュール化する・役割分担が明確に規定され、就任する前にどんな仕事内容かあらかじめ判っている・自分の仕事以外はしない

◆中国・・はしょる・大雑把・結果良ければ細部は拘らず・最後なんとか辻褄が合う・面子を潰さないためには必死になる・組織より圏子で動く・自分の得にならない仕事はしない

◆日本・・すり合わせる・根回しする・現場が考える・個人の役割は能力と場の状況で変動する。自分の仕事が終わっても他人の仕事まで手伝う。

日本人の強みである「真面目に学び」「道を究めるような職人的な探究心を持ち」「あうんの呼吸で動けるチームワーク」に米国人的「基準構築力」と中国人的「ネットワーク関係構築力」を取り込めれば無敵では?

たしかにモノスゴク単純化されてますが、彼ら(自分ら)のベースに「このような文法の差がある」と理解しておけば、無用な解釈をせずにお付き合いがしやすくなるでしょう。




posted by 武道JAPAN at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録(社会歴史) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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