2008年01月06日

米中経済同盟を知らない日本人 山崎養世

現在の、世界と日本の在りようがスッキリとわかる本。

特に「経済」の側面から素晴らしく上手に解説しているので、ヨノナカとセカイの仕組みがイマイチ理解できなくて・・という人には超おすすめ。今の世界が成り立っている歴史も概観できます。

・中国が世界の工場としてグローバリゼーションに参加した事で、世界経済は終わりのない成長に入った
・中国は「手の国」、インドは「頭の国」
・これら途上国に移管してもよい産業は、国内では衰退し労働者の仕事はなくなる
・人民元は急激に上昇しない、できない
・日本は100兆円もある対外資産を、もっと率の良い投資に向けるべし。特にインドが重要
・19世紀に盛んであった「海賊植民地主義」の時代が終焉したのを読みきれずに中国侵略に出たのが日本の大きな間違い
・今また世界のルールが変わりつつある時に、日本はうまく対応できていない
・日本が自衛力を持つのは重要。ただし最善の策は世界中のリスクレベルが下がること
・世界の他の国と反対に、日本では首都への一極集中が解消されず国土の大半が活用されていない。高速道路無料化から、高度の均衡ある発展が可能になる

などなど、盛りだくさんに網羅されていて、満足度の高い一冊です。

それぞれのテーマに、わかりやすい背景解説と現状認識+山崎養世さんの提案する解決策、がキチンと書いてあって立派です。
高速道路無料化=「日本列島快走論」のビジョンは、ウ〜ン。。そのまま直ぐには賛同できない点もあるけど、なかなかウットリさせますよ。




posted by 武道JAPAN at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録(政治経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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