2007年11月11日

中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日 一極主義 vs 多極主義 北野幸伯

愛読しているメルマガ「ロシア政経ジャーナル」の著者による単行本2冊目。前作「ボロボロになった覇権国家」と併せて読むと、なお良しです。

「日本のみなさんの視点を世界の指導者レベルまで一気にひきあげる本」という触れ込みですが、本当です。(強調)

しかもメルマガ同様、滅茶苦茶判り易くて読み易い。

・・・アメリカ一強時代が終わる、時代の節目です。

これから世界はどうなるのか?日本は?

読んでおいた方がいいです。自分のために。
ついでにメルマガも読んだほうがいい。
→ 殿堂入りメルマガ「ロシア政経ジャーナル」
(まぐまぐ大賞2005年・2008年ニュース・情報源部門一位!)

今の世界の状況と、これからの世界がどうなるのか、モノスゴクわかりやす〜く入ってきます。




posted by 武道JAPAN at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録(政治経済) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

日本人のための宗教原論 小室直樹

日本に普通に暮らしていると「宗教」をあまり重く受け止めることはないですが、諸外国でのそれは、生活規範の全て(イスラム教)であったり、侵略と異民族皆殺しの正当化装置(キリスト教)であったり、国家の基盤そのもの(ユダヤ教)であったりするようです。

この本は、世界の宗教オンチ(?)の日本人に、主要な宗教の「キモ」と歴史をわかり易く解説してくれます。(比較的わかり易く・・かな)

世界の成り立ちを知る為に宗教は外せないピースなので、絶対仕込んでおきたい知識です。読む価値は高いです。
内容が厚いので、ココで安易にまとめる事はやめておきますが、個人的に強く残った点をひとつだけ。

・・・

現代日本の問題の多くはアノミー(無連帯)に由来する。

明治以来の日本社会の構造は、一神教としての天皇制(と村落共同体)だったが、これが敗戦と高度経済成長の過程で崩壊。

一部が宗教、一部が左翼運動、多くを終身雇用の企業が吸収したが、それらも民族共同体としての規範の代替には成り得ず、現在もそれに代わるものが確立できていない。
この無連帯と無規範に様々な問題の根がある、という指摘。

・・・

そう捉えれば、家庭・学校・社会の諸問題や、企業・官僚の倫理観、規範意識の崩壊も説明できる気がする。

なにしろ我々は、同じ日本に住む同胞であり、運命共同体であり、仲間である、なんていう気持ちをほとんど持っていませんよね。サッカーワールドカップの時くらいですか?赤の他人とも肩を叩き合って喜び合うのは。ああいう瞬間だけ「連帯意識」が出現しますね。

ためになる一冊です。


posted by 武道JAPAN at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録(社会歴史) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。